2025年6月、出版界の風雲児とも称される編集者の箕輪厚介（みのわ こうすけ）さんが、人気タレント中川翔子（なかがわ しょうこ）さんのNintendo Switch 2入手をめぐる騒動の渦中に飛び込み、自ら「自分が譲った」と発言したものの、その数時間後には「嘘でした」と撤回し謝罪するという前代未聞の事態を引き起こし、ネット上で大炎上しました。この一件で「箕輪厚介とは一体誰で何者なんだ？」「なぜそんな嘘をついたのか？」と、多くの人々の関心が集まっています。箕輪厚介さんは、数々のベストセラーを手掛けたカリスマ編集者として知られる一方で、過去にも度重なる炎上騒動やスキャンダルが報じられてきた人物です。
本記事では、現在大きな注目を集めている箕輪厚介さんについて、その輝かしい学歴や異色の経歴、プライベートな結婚生活、妻である三香（みか）さんと噂される女性やお子さんとの関係、二人の馴れ初め、そして2020年に世間を震撼させた「週刊文春」による性加害疑惑報道の衝撃的なLINEの内容と、2024年に起きたまさかの「報道は嘘だった」とする告発者本人による主張、さらには根強く囁かれるアムウェイとの関連疑惑まで、あらゆる情報を網羅的に調査し、徹底的に深掘りしていきます。
この記事を読めば、以下のことが明らかになります。
- 箕輪厚介さんが中川翔子さんのSwitch2騒動でついた嘘の具体的な内容とその背景にあるものは何か？
- 箕輪厚介さんの輝かしい学歴、双葉社から幻冬舎へと渡り歩いた特異な経歴、そして彼を形作ったものは何か？
- 箕輪厚介さんの結婚相手とされる妻・三香さんの人物像、お子さんの情報、そして夫婦の馴れ初めとは？
- 過去に箕輪厚介さんが起こした主な炎上騒動と、彼が一体「何をしてきた」のか？
- 「週刊文春」が報じた衝撃的なセクハラ疑惑と生々しいLINEの内容、その後の活動自粛から「報道は嘘だった」とされるまでの全貌。
- 箕輪厚介さんとアムウェイ（Amway）との関係についての疑惑の真相はどこにあるのか？
1. 箕輪厚介は中川翔子Switch2転売品購入疑惑でどんな嘘をついた？炎上事件の全貌を徹底解説
2025年6月、世間を騒がせた中川翔子さんのNintendo Switch 2入手騒動。この騒動に突如として現れ、虚偽の発言で火に油を注いだのが編集者の箕輪厚介さんでした。一体、何があり、箕輪さんはどんな嘘をついてしまったのでしょうか。ここでは、事件の経緯と箕輪さんの不可解な行動、そしてそれに対する世間の反応を詳しく見ていきます。
1-1. 騒動の発端：中川翔子さんのSwitch2開封動画と転売疑惑の浮上はいつ？何があった？
全ての発端は、2025年6月8日にタレントの中川翔子さんが自身のYouTubeチャンネルに投稿した一本の動画でした。その動画で中川さんは、発売されたばかりで入手困難となっていた人気ゲーム機「Nintendo Switch 2」を「買えたよ！」と興奮気味に報告し、開封する様子を公開しました。
しかし、この動画が思わぬ波紋を広げることになります。動画内で映り込んだ商品の梱包状態や、緩衝材の中に見えたとされる納品書やレシートのようなものから、一部の視聴者の間で「正規のルートで購入したのではなく、転売されたものを手に入れたのではないか？」という疑惑が急速に広まったのです。
当時、Switch 2は供給が需要に全く追いついておらず、多くのゲームファンが抽選に外れたり、店頭で見かけることすら叶わない状況でした。そのような中での人気タレントによる入手報告は、羨望と共に厳しい視線も集めやすい状況にあったと言えるでしょう。
中川さんはこの疑惑に対し、2025年6月15日に自身のX（旧Twitter）で「絶対にフリマサイト、転売ヤーから買ってません」と強く否定しました。しかし、具体的な入手経路については明言を避けたため、かえって疑念を深める結果となってしまいました。さらに、2025年6月17日配信の「FRIDAYデジタル」の取材に対し、中川さんの事務所は「該当のゲーム機については中川の友人が大手家電量販店にて抽選で購入し、妊娠のお祝いにと譲ってくれたものです」とコメント。この説明に対しても、「友人からもらったものを『買えた』というのはおかしいのではないか」といった新たな批判の声が上がるなど、騒動は鎮静化するどころか、ますます混迷の度を深めていったのです。
1-2. 箕輪厚介氏、突然の「僕があげた」発言とその内容：一体何を語ったのか？
中川翔子さんのSwitch 2騒動がくすぶり続ける中、2025年6月18日、事態をさらに複雑化させる人物が登場します。それが、編集者の箕輪厚介さんでした。
箕輪さんは自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿し、「これ言うと、更に炎上しちゃうとすごい悩んでいるけど…あのＳｗｉｔｃｈ２、ぼくがあげたんです、しょこたんに」と、驚きの告白をしたのです。
動画の中で箕輪さんは、自身がSwitch 2の購入抽選に当選したものの、「そんなに欲しくないけど抽選当たっちゃって」「使わないと思っていたら、しょこたんが欲しいっつーか、あげたんです」と説明。そして、中川さんが出産を控えていることから、「出産祝いも何もあげられてないからって。ぼくがあげました」と、出産祝いとして譲渡したと主張しました。
さらに箕輪さんは、任天堂の規約で譲渡も禁止されていることに触れ、「ただ、よく任天堂のルールを見たら、譲渡も禁止だと。あげるのも禁止らしくて、結果、ぼくが悪いというか。中川さんは、ただいらないなら欲しいと言っただけで、ぼくもいらないからあげると。無邪気にあげただけだが、譲渡自体も禁止で」と、非は自分にあると語りました。
また、中川さんがゲーム機を欲しがった理由として、「だったら、任天堂の開発者の人とか、愛を持ってゲームを作っている人に申し訳ないから、私が任天堂の方のためにも、私が使って面白いとか言ったら盛り上がると思うから」と、ゲーム制作者への配慮があったと代弁。箕輪さんは「なかば押し売りみたいに上げたのに。申し訳ない」と繰り返し謝罪し、「返してもらったところで解決する話でもないので、貸しているみたいなことにしましょうか」と提案。ゲームファンや任天堂に対しても謝罪の言葉を述べていました。
この箕輪さんの突然の「名乗り出」は、中川さんを擁護する意図があったのかもしれませんが、結果的に騒動をさらに大きなものにしてしまいました。
1-3. 数時間で一転「嘘でした」衝撃の謝罪動画と炎上の加速：何がどう変わった？
箕輪厚介さんが「中川翔子さんにSwitch 2を譲ったのは自分だ」と告白する動画を投稿してから、わずか数時間後のことでした。2025年6月18日の同日、箕輪さんは再び自身のYouTubeチャンネルを更新し、前回の発言を全面的に撤回する動画をアップロードしたのです。
新しい動画のタイトルは「【本気の謝罪】Switch2を譲渡してませんでした！」という衝撃的なものでした。動画の中で箕輪さんは、驚くべきことに「今考えると、それは中川さんではありませんでした」と発言。さらに、「そもそも（Switch 2の抽選に）当選もしていませんでした」と、自身の最初の説明の根幹部分までをも否定したのです。
そして、「良かれと思ってやった行動が全部裏目にでてしまいました。何より中川さんに申し訳ないと思ってます」「この度は大変申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げて謝罪しました。
このあまりにも急な展開と、発言内容の180度の転換は、多くの人々を混乱させ、怒りを買いました。最初の動画で中川さんを擁護するような姿勢を見せていたにも関わらず、結果的に中川さんをさらなる騒動に巻き込み、梯子を外すような形になったからです。この一連の行動は、箕輪さん自身への批判を激化させ、炎上は新たなステージへと突入しました。
1-4. なぜ嘘をついた？箕輪厚介氏の不可解な行動理由と目的とは一体何だったのか？
箕輪厚介さんが、なぜこのような理解に苦しむ虚偽の告白と、その後の即座の撤回という行動に出たのか、その明確な理由は本人からは語られていません。謝罪動画では「良かれと思ってやった行動が全部裏目に出てしまいました」と釈明していますが、具体的に何を「良かれ」と思っていたのかは不明瞭なままです。
この不可解な行動について、ITジャーナリストの篠原修司さんは「いわゆる『炎上商法』と呼ばれるものです」と指摘しています。世間を騒がせて炎上することにより注目を集め、自身の知名度向上やビジネスに繋げようとする行為ではないか、という見方です。篠原さんは、箕輪さんが（嘘をついて）名乗り出たことにより、今度は中川さんのSwitch 2購入発表動画との矛盾をつく内容が拡散し、中川さんがさらに炎上する事態となっているため、箕輪さんの売名目的の行動であり、中川さんに責任はない点に注意すべきだと解説しています。
実際に、箕輪さんは過去にも注目を集めるための過激な発言や行動を繰り返してきた経緯があり、今回の件もその延長線上にあると見る向きは少なくありません。あるいは、深く考えずに話題に便乗しようとした「悪ノリ」が、予想以上に大きな騒動に発展してしまい、慌てて撤回したという可能性も考えられます。
いずれにしても、その行動が中川翔子さんや多くのゲームファン、そして任天堂に対しても多大な迷惑をかけたことは間違いなく、その真意や目的については依然として多くの謎が残されています。
1-5. ネット上の反応：「意味不明」「売名行為か」飛び交う批判と困惑の声はどんな内容？
箕輪厚介さんの一連の不可解な言動に対し、インターネット上では当然ながら厳しい批判と困惑の声が殺到しました。特に、最初の「自分が譲った」という動画から一転して「嘘でした」と謝罪した動画が公開されると、その反応はさらに激しさを増しました。
SNSやニュースサイトのコメント欄には、以下のような意見が多数見受けられました。
- 「全然意味分からない。どういう人間性なのか」
- 「他人を巻き込むのはやめましょう」
- 「さすがに分からん。承認欲求に巻き込まれたしょこたんがかわいそう」
- 「このチャンネルを普段から視聴している人なら、いつもの事だろうと思っていたよ。真に受ける人もいるんだな」
- 「箕輪厚介氏は売名だったっていうこと？すぐに訂正謝罪してるから、妊婦だから庇おうみたいなことでもなく、ただの嫌な人じゃん」
- 「この人なにがしたいのか全くわからん」
- 「あれを良かれと思うってバカなの」
これらのコメントからは、箕輪さんの行動に対する理解不能感、中川翔子さんへの同情、そして箕輪さんの人間性や承認欲求、売名行為を疑う声が顕著に見て取れます。また、一部には箕輪さんの普段の言動を知る視聴者からの「またか」といった、ある種の諦めに近い反応も見られました。
中川翔子さんは当時第一子を妊娠中であり、そうした状況にある人物をさらなる炎上に巻き込んだことに対する批判も強く、箕輪さんの軽率な行動が多くの人々の怒りを買ったことがうかがえます。この騒動は、箕輪厚介という人物の評価を著しく下げる結果となったと言えるでしょう。
2. 箕輪厚介とは一体誰で何者？華麗なる学歴とジェットコースターのような経歴を深掘り
中川翔子さんのSwitch2騒動で一躍注目を浴びた箕輪厚介さんですが、「一体何者なの？」と感じた方も多いのではないでしょうか。彼は単なる編集者という枠に収まらない、多岐にわたる活動と毀誉褒貶の激しいキャリアを持つ人物です。ここでは、箕輪さんの基本的なプロフィールから、その輝かしい学歴、そして波乱に満ちた経歴までを詳しく見ていきましょう。
2-1. 箕輪厚介の基本プロフィール：年齢・出身地など、どんな人？
まずは、箕輪厚介さんの基本的なプロフィール情報を確認しましょう。
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 氏名 | 箕輪 厚介（みのわ こうすけ） |
| 生年月日 | 1985年8月28日 |
| 年齢 | 39歳（2025年6月18日現在） |
| 出身地 | 東京都 |
| 血液型 | B型 |
| 職業 | 編集者、実業家、YouTuber |
| 所属 | 株式会社幻冬舎（編集者として勤務）、株式会社エクソダス（取締役）、合同会社波の上商店（代表）、株式会社サウナランド（社長）など |
箕輪さんは、1985年に東京都で生まれました。編集者としての顔が最もよく知られていますが、それ以外にも複数の会社を経営し、オンラインサロンを主宰（現在は終了）、YouTuberとしても活動するなど、その活動範囲は非常に広いです。「天才編集者」と称される一方で、「炎上系編集者」といった異名も持つ、毀誉褒貶の激しい人物と言えます。
2-2. 学歴：芝中学校・高等学校から早稲田大学第一文学部卒業までの道のりは？
箕輪厚介さんの学歴は、いわゆるエリートコースを歩んでいます。
- 芝中学校・高等学校 卒業
- 早稲田大学第一文学部 卒業
芝中学校・高等学校は、東京都港区にある私立の男子中高一貫校で、進学校として知られています。多くの著名人を輩出している名門校の一つです。その後、早稲田大学第一文学部に進学し、卒業しています。大学時代には、後の結婚相手となる女性とインド旅行中に出会うなど、後の人生に繋がる経験もしているようです。
彼の著書やインタビューなどからは、学生時代から既存の枠にとらわれない発想や行動力を持っていた片鱗がうかがえます。このエリート的な学歴と、後に見せる型破りな仕事ぶりのギャップも、彼という人物を特徴づける要素の一つかもしれません。
2-3. 職歴：双葉社での下積みから幻冬舎での大ブレイク、そして現在までの道のりは？
箕輪厚介さんの職歴は、彼が「ただの編集者」ではないことを如実に示しています。
2010年、早稲田大学を卒業後、株式会社双葉社に入社します。しかし、最初に配属されたのは編集部ではなく、ファッション雑誌の広告営業部門でした。ここで4年間、広告営業としてタイアップ企画や商品開発、イベント企画運営などに携わります。この営業経験が、後の彼の「売るための編集」という独自のスタイルを形成する上で重要な基盤となったと言われています。
広告部に在籍中だった2013年、当時話題の人物であった与沢翼さんを責任編集長に据え、雑誌『ネオヒルズジャパン』を創刊。この雑誌はAmazon総合ランキングで1位を獲得するなど、大きな注目を集めました。これが編集者としての箕輪さんの名を業界に知らしめるきっかけとなります。
2014年に正式に編集部に異動。見城徹さんの『たった一人の熱狂』や堀江貴文さんの『逆転の仕事論』といった話題作を担当します。
そして2015年、株式会社幻冬舎に転職。ここから箕輪さんの快進撃が始まります。幻冬舎では、堀江貴文さんの『多動力』、前田裕二さんの『人生の勝算』および『メモの魔力』、佐藤航陽さんの『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』、落合陽一さんの『日本再興戦略』など、数々のベストセラーを世に送り出しました。
2017年には、経済ニュースプラットフォーム「NewsPicks」と共同で書籍レーベル「NewsPicks Book」を立ち上げ、編集長に就任。このレーベルは創刊1年で100万部を突破する成功を収めます。しかし、後述する不祥事により、2020年に箕輪さんは編集長を退任し、レーベルも終了となりました。
現在は幻冬舎に籍を置きつつ、株式会社エクソダスの取締役、合同会社波の上商店の代表、株式会社サウナランドの社長など、複数の事業を手掛けています。また、自身のYouTubeチャンネル「箕輪厚介の部屋」での情報発信や、アーティスト「箕輪☆狂介」としての活動（出版プロデューサーとして）など、その活動は多岐にわたります。2025年からは株式会社GENBAの顧問にも就任しているとの情報もあります。
2-4. 主な編集担当書籍とヒット作の数々：なぜ彼は売れる本を作れるのか？その秘密は？
箕輪厚介さんが手掛けた書籍は、社会現象とも言えるヒット作が数多く含まれています。彼の編集者としての特異な才能は、一体どこにあるのでしょうか。
双葉社時代
- 『ネオヒルズジャパン』与沢翼 (2013年)
- 『たった一人の熱狂』見城徹 (2015年)
- 『逆転の仕事論』堀江貴文 (2015年)
- 『悪意とこだわりの演出術』藤井健太郎 (2016年)
幻冬舎時代 (NewsPicks Book含む)
- 『まだ東京で消耗してるの？』イケダハヤト (2016年)
- 『空気を読んではいけない』青木真也 (2016年)
- 『多動力』堀江貴文 (2017年)
- 『人生の勝算』前田裕二 (2017年)
- 『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書』尾原和啓 (2017年)
- 『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』佐藤航陽 (2017年)
- 『日本再興戦略』落合陽一 (2018年)
- 『ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言』田端信太郎 (2018年)
- 『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』田中修治 (2018年)
- 『メモの魔力』前田裕二 (2018年)
- 『死なばもろとも』ガーシー（東谷義和） (2022年)
箕輪さんの編集手法の特徴は、単に原稿を整えるだけでなく、著者自身のブランディングや、書籍を「ムーブメント」として捉え、SNSなどを活用したプロモーション戦略を巧みに展開する点にあると言われています。著者の熱量やメッセージ性を最大限に引き出し、それを社会に届けるためのあらゆる手段を講じるプロデューサー的な視点が、彼のヒット作連発の要因と考えられます。
また、彼自身がインフルエンサーとして表に出ることで、書籍の注目度を高めるという手法も特徴的です。自身の著書『死ぬこと以外かすり傷』（2018年、マガジンハウス）もベストセラーとなりました。
2-5. オンラインサロン「箕輪編集室」とは？その活動内容と影響力（現在は終了）は？
箕輪厚介さんの活動を語る上で欠かせないのが、彼が主宰していたオンラインサロン「箕輪編集室」です。2017年6月に開設され、一時は1000人を超える会員数を誇る日本最大級のオンラインサロンとして知られていました。
当初は「本の編集」を主な目的としていましたが、次第に動画制作、イベント企画、マーケティング、プロデュース、SNSプロモーションなど、多岐にわたるコンテンツ制作やプロジェクトが生まれる場へと発展しました。箕輪さんとゲストの対談が行われる月一度の定例会のほか、オンライン・オフラインでの交流も活発に行われていたようです。
「箕輪編集室」は、箕輪さん自身のプロジェクトを支える人材供給源や、彼の思想や活動を発信するプラットフォームとしての機能も果たしていました。しかし、このオンラインサロンは2023年3月30日をもって終了しています。終了の具体的な理由は様々に憶測されていますが、箕輪さん自身の活動のフェーズの変化や、後述する不祥事の影響などもあったのかもしれません。
このサロンの運営スタイルや熱狂的なコミュニティ形成は、一部で「信者ビジネス」と揶揄されることもありましたが、多くのクリエイターやビジネスパーソンに影響を与えたことも事実です。
2-6. 多岐にわたる現在の活動：実業家、YouTuberとしての顔はどんなもの？
箕輪厚介さんは、幻冬舎の編集者という肩書に留まらず、実に多岐にわたる活動を展開しています。
実業家として：
- 株式会社エクソダス取締役：CAMPFIREと幻冬舎の共同出資会社で、出版支援などを行う。
- 合同会社波の上商店 代表：自身のコンサルティングやプロデュース業務を行う。
- 株式会社サウナランド 社長：サウナ関連事業を展開。
- その他、複数の企業の顧問やプロデュースに関与。
YouTuberとして：
自身のYouTubeチャンネル「箕輪厚介の部屋」（旧「箕輪厚介の部屋」）では、時事ネタに対する自身の見解や、様々なゲストとの対談、自身の活動報告などを発信しています。今回のSwitch2騒動に関する動画も、このチャンネルで公開されました。登録者数は2023年11月時点で8.62万人、総再生回数は1200万回を超えており、一定の影響力を持っていることがうかがえます。
アーティスト「箕輪☆狂介」のプロデューサーとして：
箕輪さんにそっくりな謎のアーティスト「箕輪☆狂介」の出版プロデューサーとしても活動。2019年にはコンピレーション・アルバム『箕輪厚介presents 死ぬこと以外かすり傷』をリリースしています。
このように、編集業を核としつつも、その枠を大きく超えて様々なビジネスや表現活動に挑戦し続けているのが、箕輪厚介さんの現在の姿です。その型破りなスタイルは、常に注目と議論を呼び続けています。
3. 箕輪厚介は結婚してる？謎多き妻・三香さんと子供、気になる馴れ初めを徹底調査
数々の炎上騒動で注目を集める箕輪厚介さんですが、そのプライベート、特に家族については謎が多い部分もあります。彼は結婚しているのか、妻はどんな人で、子供はいるのか。そして、二人の馴れ初めとはどのようなものだったのでしょうか。ここでは、箕輪さんの家庭生活に迫ります。
3-1. 箕輪厚介の結婚と家族構成：妻と子供は何人いる？
箕輪厚介さんは結婚しており、家族がいます。彼が25歳の時、2010年か2011年頃に結婚したとされています。そして、結婚の翌年には第一子が誕生しているとのことです。
現在の家族構成は、妻と息子さん2人の4人家族であるという情報が有力です。箕輪さん自身や妻とされる三香さんのSNSなどからも、家族の存在がうかがえます。
箕輪さんは、メディアのインタビューなどで、早婚であったことが自身のハングリー精神に繋がり、仕事での成功の一因になったと語ることがあります。家族を養うという責任感が、彼を突き動かす原動力の一つになっているのかもしれません。
3-2. 妻・三香さんとはどんな人？元CAでハーフ美人という噂は本当か？
箕輪厚介さんの妻は、「三香（みか）さん」という名前で、いくつかのメディアやブログで紹介されています。彼女に関する情報をまとめると以下のようになります。
- 名前: 箕輪 三香（みのわ みか）さんとされる（ただし、公的な確認は難しい）
- 年齢: 箕輪さんとほぼ同年代と推測される（1985年または1986年生まれとの情報あり）
- 職業: 元キャビンアテンダント（CA）。現在はアロマ講師、実業家として活動。アロマクラフトサロン「Aromatise」を経営しているとの情報も。AEAJ（日本アロマ環境協会）認定のアロマインストラクターやアロマブレンドデザイナーなどの資格を持つとされています。
- 容姿・出自: ハーフで美人であると噂されています。どこの国とのハーフかは公表されていませんが、ヨーロッパ系ではないかという憶測もあります。日本生まれ、日本育ちの可能性が高いようです。
- 人柄: 語学堪能でスタイルも良く、家庭的で子育てにも熱心。夫の多忙さや過去のスキャンダルも支え続けている、といった人物像が語られることがあります。
三香さんのSNSでは、家族の日常やアロマに関する情報が発信されていることもあるようです。才色兼備で、夫を支える良妻賢母といったイメージが浮かび上がってきます。
3-3. 箕輪厚介と妻・三香さんの馴れ初め：運命の出会いはインド旅行だった？
箕輪厚介さんと妻・三香さんの出会いは、非常にドラマチックなものだったと言われています。二人が出会ったのは、箕輪さんがまだ大学生だった頃に一人旅で訪れたインド・ワーラーナシー（ベナレス）でした。
旅先での運命的な出会いから、すぐに恋愛関係に発展したわけではなく、2～3年は友人関係が続いたそうです。その後、交際に至り、箕輪さんが25歳の時に結婚を決意しました。箕輪さんは当時の心境について、「細かいことは結婚してから考えよう」という勢いのようなものがあったと語っています。
異国の地での出会いから始まった恋愛が結婚に繋がったというエピソードは、非常にロマンチックであり、二人の絆の強さを感じさせます。この馴れ初めは、箕輪さんの型破りな人生観を象徴する出来事の一つと言えるかもしれません。
3-4. 子供たちの情報：年齢や性別、子育てエピソードは？
箕輪厚介さんと妻・三香さんの間には、2人の息子さんがいるとされています。
長男について：
- 2011年生まれとされており、2025年時点では14歳で中学生になっていると考えられます。
- 母親の三香さんに顔立ちが似ていて背が高い、インターナショナルスクールに通っていた経験がある、中学受験をした可能性が高い、成績優秀で音楽や動画制作にも興味がある、といった情報が見られます。
次男について：
- 2015年生まれとされており、2025年時点では10歳で小学生になっていると考えられます。
- 元気で活発な性格。過去には、箕輪さんが妻と喧嘩をしていた際に、母親を庇って箕輪さんに飛び蹴りをしたというエピソードや、箕輪さんのスマートフォンをプールに落としてしまったというやんちゃなエピソードも紹介されています。
- 長男同様、音楽や動画制作が好きで、家族で動画を撮影することもあるようです。
兄弟ともに将来の夢は「YouTuber」になること、といった微笑ましい情報も伝えられています。箕輪さん自身は仕事で多忙を極めているようですが、SNSなどでは家族との温かいエピソードが垣間見えることもあり、子供たちの成長をあたたかく見守っている様子がうかがえます。
3-5. 夫婦関係は良好？過去の離婚の噂と現在の状況は？
箕輪厚介さんの多忙な仕事ぶりや、過去のスキャンダル報道などから、一部では夫婦関係の悪化や離婚の噂が囁かれたこともありました。特に、2020年の文春報道によるセクハラ疑惑は、家庭にも大きな影響を与えたのではないかと推測されます。
箕輪さん自身も、過去のインタビューなどで、仕事優先の生活や家事・育児への不参加が原因で妻と衝突することがあると語っており、「妻は完璧で、俺が悪い」と反省の弁を述べていたこともあります。
しかし、2025年6月現在、箕輪さんと三香さんが離婚したという確たる情報はありません。むしろ、妻・三香さんのSNSでは家族仲の良い様子が投稿されることもあり、夫婦関係は継続していると考えられます。箕輪さんにとって、家族は自身が唯一素の自分でいられる場所であり、どんな状況でも支えてくれる大切な存在であるのかもしれません。様々な困難を乗り越えて、夫婦としての絆を深めている可能性も考えられます。
4. 箕輪厚介、過去の炎上遍歴まとめ：一体何をしてきたのか？
箕輪厚介さんは、今回のSwitch2騒動以前にも、数々の炎上を引き起こしてきたことで知られています。彼の言動は常に注目を集め、時に大きな批判を浴びることも少なくありませんでした。ここでは、箕輪さんの過去の主な炎上騒動を振り返り、彼が一体「何をしてきた」のかを見ていきます。
4-1. 繰り返されるSNSでの過激発言と炎上商法疑惑はどんな内容？
箕輪厚介さんの炎上の多くは、X（旧Twitter）などのSNSにおける過激な発言や、挑発的とも取れる態度が原因となっています。彼の発言はしばしば物議を醸し、「炎上商法ではないか」と指摘されることもありました。
例えば、特定の業界や人物に対する批判的な意見をストレートに表明したり、社会通念からすると過激に聞こえる持論を展開したりすることで、賛否両論を巻き起こすことが度々ありました。こうした発言は、一部の支持者からは「本質を突いている」「忖度がない」と評価される一方で、多くの人々からは「配慮がない」「傲慢だ」といった批判を受け、炎上につながるケースが後を絶ちませんでした。
また、彼が編集長を務めていたオンラインサロン「箕輪編集室」内でのライブ配信における、内輪ノリの強い発言や、社会常識から逸脱したかのような強気な態度、時にはハラスメント的とも受け取られかねない言動が外部に流出し、大きな批判を浴びたこともあります。これらの炎上は、箕輪さんのパブリックイメージに影響を与え、彼の評価を二分する要因となってきました。
4-2. 有名人の名前を使った悪ノリ投稿も？錦織圭選手、田中圭さんとの関連はどうなった？
箕輪厚介さんは、時に有名人のスキャンダルや話題に便乗するような形で、SNSに悪ノリとも取れる投稿をし、物議を醸すことがあります。
2025年6月18日にも、自身のXで、週刊文春電子版でスキャンダルが報じられた男子テニスの錦織圭選手や、過去に不倫疑惑が報じられた俳優の田中圭さんの名前を出し、「ちなみに錦織圭に頼まれて炎上してます」「田中圭には頼まれてません」といった投稿をしました。これが中川翔子さんのSwitch2騒動に関する自身の虚偽発言・撤回騒動の直後であったこともあり、反省の色が見られないとしてさらなる批判を招きました。
こうした投稿は、本人はジョークや話題作りのつもりなのかもしれませんが、関係のない有名人を巻き込む形となり、多くの人々から「不謹慎だ」「有名人の名前を使わないと注目を集められないのか」といった厳しい意見が寄せられる原因となっています。このような行動も、彼の「炎上体質」を印象付ける一因と言えるでしょう。
4-3. 2025年4月には広末涼子さん事件巡る不適切発言で謝罪も：何があった？
記憶に新しいところでは、2025年4月にも箕輪厚介さんは自身のYouTubeチャンネル内での発言が不適切だったとして謝罪しています。これは、女優の広末涼子さんが傷害容疑で逮捕された事件に関連して、箕輪さんが「広末さんみたいな人はスターなのだからはみ出る行動をするものだと。そういう行動をするからスターなのであって、一般の画一的な枠に閉じ込めてはいけない」とコメントし、それが批判を浴びた炎上騒動がありました。
翌日の謝罪動画では「昨日は広末さんの件について、不適切な発言をしてしまったことを謝罪します。大変申し訳ありませんでした」と述べ、深く頭を下げました。
視聴者に向けて、率直な謝罪の気持ちを伝えたのです。
続けて、具体的にどの発言が問題視されたのか、8日の動画での内容に言及しました。
箕輪厚介さんは「この人は特別だからだとか、芸能人なんだからとか、スターなんだとか、そういう考え方が、昨今のいろいろ問題を引き起こしている根っこにあるんじゃないかと、そういうご指摘をいただきました」と、視聴者からの声を真摯に受け止めている様子を語りました。
さらに、例としてフジテレビで起きたとされる問題にも触れたのです。
「フジテレビの問題も、そういう、自分たちは特別なんだという意識、が引き起こしたのではないか、というご批判を受けまして、確かにそのとおりだと思いまして、緊急で動画を回して、謝罪をさせていただいています」と続けました。
自身の発言が、社会における「特別扱い」の風潮を肯定するかのような印象を与えかねなかった点を深く反省していることがうかがえます。
箕輪厚介さんは、フジテレビの幹部の方々や、「問題になった芸能人のみなさん」についても、持論を展開しました。
彼らが持つ「自分たちは面白いもの作っている、世の中で特別なんだという思いが、ある意味で、なんといいますか、声が小さい、人の声をかき消し、自分の力で封じ込めて、やりたいようにやる、そういうことを引き起こしていたと思います」との分析を示したのです。
5. 箕輪厚介の文春砲セクハラ報道：衝撃のLINE内容と「嘘だった」とされる現在までの全経緯
箕輪厚介さんのキャリアにおいて、最大の汚点とも言えるのが、2020年5月に「週刊文春オンライン」によって報じられた女性ライターA子さん（後に西内悠子さんと判明）に対するセクシャルハラスメント疑惑です。この報道は社会に大きな衝撃を与え、箕輪さんは活動自粛に追い込まれました。しかし、2024年にはこの報道内容が「ほぼ嘘だった」と告発者自身が主張するという、前代未聞の展開を見せます。ここでは、この一連の騒動の経緯と、報じられた衝撃的なLINEの内容、そして驚きの結末までを徹底的に追います。
5-1. 2020年5月、文春オンラインが報じたセクハラ疑惑とは？何があった？どんな内容？
2020年5月16日、「文春オンライン」は『《絶対変なことしない》《でもキスしたい》幻冬舎・箕輪氏が不倫関係を迫った「エイベックス松浦自伝」出版中止の真相』と題する記事を掲載しました。この記事の中で、フリーランスのライターA子さん（西内悠子さん）は、箕輪さんからエイベックス会長（当時）・松浦勝人さんの自伝本の執筆を依頼されたものの、その過程で箕輪さんから執拗なセクハラ行為を受けたと告発しました。
報道によると、箕輪さんはA子さんに対し、仕事の打ち合わせを装って二人きりで会うことを要求。A子さんの自宅に行きたいとしつこく迫り、拒否されても「絶対変なことしないから！」などとメッセージを送り続けたとされています。また、A子さんが執筆した原稿は最終的に出版中止となり、原稿料や経費が一切支払われなかったという金銭トラブルも報じられました。
当時、箕輪さんは既婚者であり二児の父親でした。編集者とフリーライターという圧倒的な力関係の中で行われたとされるこれらの行為は、深刻なパワーハラスメントおよびセクシャルハラスメントであるとして、大きな社会的非難を浴びることとなりました。
5-2. 告発されたLINEの生々しい内容：A子さんへの執拗な要求とはどんなものだった？
「文春オンライン」の記事では、箕輪厚介さんとA子さんの間で交わされたとされるFacebookメッセンジャーのやり取り（通称「LINE」として拡散）のスクリーンショットが公開され、その生々しい内容が大きな衝撃を与えました。
報道されたメッセージの一部を要約すると、以下のようなやり取りがあったとされています。
- 箕輪さんがA子さんに対し「明日Aちゃんち行きたい。家じゃなくてもいいし、何時でもいいから！」と自宅訪問を要求。
- A子さんがカフェなどを提案するも、箕輪さんは「お茶はもういっぱい飲んだし、お腹もいっぱい。」「絶対変なことしないから！」と自宅に固執。
- A子さんが「風俗で培った、なし崩しの技ですね！」と冗談めかして牽制するも、箕輪さんは「Aちゃん、ほんとお願い。技とかじゃなくて、ただゆっくりしたいだけ！」と懇願。
- さらに箕輪さんは「お城みたいなとこあったからそこ行こう！あとは入ってから、話そう」「お願いします。心から優しくします。」とホテルに誘うかのようなメッセージも送信。
A子さんは、結果的に箕輪さんを自宅に上げたものの、箕輪さんは「触っていいですか？」「キスしませんか？」などと言って強引に体に触れてきたため、「無理です、もう帰ってください」と家から追い出したと証言しています。箕輪さんはその際「じゃあ握手しませんか」と言って握手をしてきたとも報じられました。
これらのメッセージは、仕事を発注する側の人間が、その立場を利用してフリーランスのライターに不適切な関係を迫る様子を克明に示しているとして、多くの人々から「クソLINEの典型」「気持ち悪い」といった強い嫌悪感と共に受け止められました。
5-3. 報道直後の箕輪厚介氏の対応とさらなる炎上：「トラップ」「反省してない」発言の真相は？
「文春オンライン」によるセクハラ報道に対し、箕輪厚介さんの初期対応は火に油を注ぐものでした。報道直後、箕輪さんは自身のTwitterに「トラップ。」と一言だけ投稿（後に削除）。これは、自分が何者かにはめられたと示唆するような内容で、反省の色が見られないとして批判を浴びました。
さらに問題となったのが、2020年5月30日に「文春オンライン」が続報として報じた、箕輪さんが主宰するオンラインサロン「箕輪編集室」の会員向けに行われた非公開ライブ配信での発言内容です。この配信で箕輪さんは、報道されたセクハラ疑惑について触れ、以下のような趣旨の発言をしたと報じられました。
- 「何がセクハラだよボケ」
- 「俺のやった罪ってそんな重くないだろ。はっきり言って」
- 「俺は反省してないです。ふざけんなバーカ」
- 告発者のA子さんを「異常な人」と評するような発言
これらの発言は、セクハラ被害を訴えている相手をさらに貶めるものであり、反省の態度が全く見られないとして、世間から猛烈なバッシングを受けました。内輪向けの配信であったとはいえ、その内容が外部に漏れたことで、箕輪さんの人間性そのものに対する信頼は大きく損なわれ、炎上は制御不能な状態に陥りました。
後に箕輪さんは一転して謝罪文を投稿しますが、このオンラインサロンでの発言は、彼のイメージを決定的に悪化させる一因となりました。
5-4. 活動自粛とNewsPicks Book編集長退任：社会的制裁とその後はどうなった？
一連のセクハラ報道と、その後の不適切な対応により、箕輪厚介さんは厳しい社会的制裁を受けることになりました。
2020年6月8日、箕輪さんは自身のTwitterで正式に謝罪。「一連の問題で不快な思いをさせ申し訳ございません」「僕自身、一般常識を欠き、傲慢な人間になっていたことを自覚し、深く反省しております」と述べ、テレビ番組出演などの活動を自粛することを発表しました。
同時に、彼が編集長を務めていた書籍レーベル「NewsPicks Book」の終了と、編集長を退任することも明らかにされました。「NewsPicks Book」を発行していた株式会社ニューズピックスも同日、レーベルの終了を決定したことを発表し、「幻冬舎側の責任者である箕輪厚介氏に関わる一連の問題を重く受け止め、今回の終了を決断いたしました」とコメントしています。
箕輪さんが火曜コメンテーターを務めていた日本テレビ系情報番組「スッキリ」も、翌6月9日の放送で箕輪さんの出演取りやめを発表。メインMCの加藤浩次さんは、箕輪さんが番組内で直接説明することを拒否し、文書での謝罪を選んだことについて「非常に残念に思っています」と苦言を呈しました。
活動自粛後、箕輪さんはしばらく表舞台から姿を消しましたが、水面下では「水風呂くん（弟）」と名乗る匿名Twitterアカウントを開設するなど、徐々に活動再開の兆しを見せていました。そして、2023年9月には、自身の経験を省察する内容も含む新著『かすり傷も痛かった』を出版。これは、2018年のベストセラー『死ぬこと以外かすり傷』を意識したタイトルであり、彼の心境の変化をうかがわせるものでした。
5-5. 2024年衝撃の展開：告発者A子さん（西内悠子氏）が「文春に洗脳され嘘の告発をした」と主張、記事削除の真相は？
箕輪厚介さんのセクハラ騒動は、2020年の活動自粛で一つの区切りがついたかのように見えましたが、2024年になって誰もが予想しなかった衝撃的な展開を迎えます。
2024年3月から4月にかけて、元々箕輪さんを告発したライターのA子さん、すなわち西内悠子さん自身が、自身のブログやSNSを通じて、2020年の「週刊文春オンライン」の報道内容は「ほぼ嘘」であり、週刊文春側から「誘導尋問」や「洗脳」に近い形で告発内容が作られたと主張し始めたのです。
西内さんは、文春の記者から特定の発言を引き出すような質問を受けたり、自身の意図とは異なる形で話が記事にされたりしたと訴えました。そして、箕輪さんに対する報道によって彼が受けたダメージや、その後の自身の心境の変化などを綴り、文春側に記事の削除を要請したことを明らかにしました。
そして実際に、2024年4月には、「文春オンライン」が2020年5月に掲載した箕輪さんに関する一連の記事を削除したことが確認されました。箕輪さん自身もこの動きに反応し、自身のXで「僕を文春に告発した方が、文春に洗脳されてほぼウソの告発をしてしまった。だから文春に記事を消すように頼んだら、（中略）記事を消したらしいのですが事実でしょうか？」と投稿し、文春側の対応に疑問を呈しました。
西内さんはさらに、文春側から記事削除の理由について「（箕輪さんには）消してと頼んだから消したって言うと週刊誌的にまずいから箕輪さんには言わないでください」と口止めされたとも主張しており、事態は告発者と報道メディアとの間の新たな論争へと発展しています。
5-6. 文春報道は本当に嘘・デマだったのか？箕輪氏と告発者の言い分、残る謎を考察
告発者であった西内悠子さん自身による「報道はほぼ嘘だった」という主張と、それを受けた「文春オンライン」の記事削除。この一連の出来事により、2020年の箕輪厚介さんに関するセクハラ報道の信憑性は大きく揺らぐことになりました。
では、本当に文春の報道は全てが嘘やデマだったのでしょうか。この点を考察するには、いくつかの側面から慎重に見る必要があります。
まず、箕輪さん側の視点です。彼は当初から「トラップ」である可能性を示唆し、後に「文春に洗脳されてほぼウソの告発をしてしまった」と西内さんが語ったことを受けて、メディアの報道姿勢に疑問を投げかけています。彼にとってこの展開は、自身の潔白を証明する方向への大きな転換点と捉えているでしょう。
次に、西内悠子さんの視点です。彼女は当初被害を訴えていましたが、4年の歳月を経てその主張を覆しました。その理由として「文春による誘導」を挙げていますが、なぜ当時そのように感じながらも告発に至ったのか、そしてなぜ4年後に主張を変えたのか、その詳細な心理的経緯については、まだ完全に明らかになっていない部分もあります。
そして、週刊文春側の視点です。記事を削除したという事実は、報道内容に何らかの問題があった可能性を示唆しますが、その理由を「十分に読まれたから」などと説明し、西内さんの要請であることを伏せようとしたとされる点は、メディアとしての説明責任が問われる可能性があります。文春側がどのような取材プロセスを経て記事を作成したのか、そしてなぜ削除に至ったのか、その公式な見解が待たれます。
LINEのやり取りなど、一部の客観的な証拠とされたものも存在した中で、何が真実で、どこまでが「作られた」ものだったのか。箕輪さん自身が2020年に「傲慢だった」と謝罪した事実は、彼の行動に何らかの不適切な点があったことを示唆しています。彼自身も、同意の上での不貞行為と性加害を区別するような発言を過去にしていたこともあります。
結論として、当初報じられたセクハラ疑惑の核心部分については、告発者自身の主張の転換により、その真実性は極めて不確かなものとなりました。しかし、箕輪さんの当時の対応や言動に問題がなかったとは言えず、多くの謎が残されたままです。この一件は、メディア報道のあり方、情報を受け取る側のリテラシー、そして一度公になった情報の真実を確定することの困難さを改めて浮き彫りにしたと言えるでしょう。
6. 箕輪厚介とアムウェイの黒い噂は本当？その真相に迫る
箕輪厚介さんに関しては、過去の炎上騒動やスキャンダルの他にも、ネットワークビジネス（マルチレベルマーケティング、MLM）の代表格である「アムウェイ（Amway）」との関連を疑う声が一部で囁かれています。果たしてこの噂は本当なのでしょうか。ここでは、その疑惑の背景と真相について探っていきます。
6-1. なぜ箕輪厚介氏にアムウェイ関与の疑惑が浮上したのか？その理由は？
箕輪厚介さんとアムウェイの関与を疑う声が上がった背景には、いくつかの要因が考えられます。
一つは、彼が主宰していたオンラインサロン「箕輪編集室」の運営スタイルです。カリスマ的なリーダー（箕輪さん）の下に多くの会員が集い、自己啓発的な要素や、会員同士のネットワーク形成を重視するコミュニティは、一部の人々にとってMLMの組織構造や活動内容と類似しているように映った可能性があります。特に日本では、オンラインサロンのようなコミュニティビジネスが、時に「信者ビジネス」や「情報商材ビジネス」といったネガティブなイメージと結びつけて語られることがあります。
また、箕輪さんが過去に編集した書籍の著者や、彼と交流のある人物の中に、MLMに関わっている、あるいは関わっていたとされる人物がいた場合、そこから関連性が憶測されることもあり得ます。ただし、これはあくまで推測の域を出ません。
さらに、彼自身の著書『死ぬこと以外かすり傷』というキャッチーなタイトルや、彼の発信するメッセージが、一部のMLM実践者が用いるポジティブシンキングや成功哲学と共通する部分があると捉えられた可能性も否定できません。
6-2. 本人の発言と周囲の見解：アムウェイとの関係を本人は否定している？
箕輪厚介さん本人が、アムウェイとの関係について公に語った、あるいは認めたという確たる情報は見当たりません。漫画家の能町みね子さんが2019年5月19日にX（旧Twitter）で、「箕輪さんのあの本ってアムウェイの言葉をタイトルにしたわけなんですね。箕輪さんはアムウェイやってんのかな？」と投稿したことに対して、箕輪さんが返信する形でアムウェイとの関与を間接的に否定しているやり取りが記録されています。
その中で箕輪さんは、「死ぬこと以外かすり傷」という言葉は、雑誌の対談で格闘家の青木真也さんが箕輪さんへのメッセージとして使ってくれた言葉であり、それがキャッチフレーズのようになったと説明。「青木真也さんがアムウェイをやっているかは知りません！」と付け加えています。
このやり取りからは、箕輪さん自身はアムウェイとの直接的な関係を否定していると読み取れます。周囲の見解についても、彼がアムウェイの活動に積極的に関与していることを示す具体的な証拠や証言は、現時点では確認されていません。
6-3. 「死ぬこと以外かすり傷」の言葉の由来とアムウェイの関連は？真相はどこに？
前述の通り、箕輪さんの代名詞とも言える「死ぬこと以外かすり傷」という言葉の由来について、箕輪さん自身は格闘家の青木真也さんから贈られた言葉だと説明しています。この言葉がアムウェイのスローガンや教えと直接関係があるという事実は確認されていません。
一部で、この言葉がアムウェイ関係者の間で使われることがある、あるいはアムウェイ的な成功哲学と親和性があるという指摘があったとしても、それが即座に箕輪さんとアムウェイを結びつける証拠にはなりません。言葉自体は非常にインパクトがあり、困難に立ち向かう際の心構えとして広く共感を呼ぶものであり、特定の団体や思想に限定されるものではないでしょう。
結論として、箕輪厚介さんとアムウェイとの間に直接的なビジネス上の関与があるという確証は、現在のところ見当たりません。疑惑が囁かれる背景には、彼のビジネススタイルや交友関係、発言内容などからくる憶測やイメージが影響している可能性が高いと考えられます。彼自身が明確に否定している以上、この噂はあくまで噂の域を出ないものと判断するのが妥当でしょう。
7. まとめ：中川翔子Switch2嘘発言で炎上の箕輪厚介とは結局何者だったのか？今後の動向は？
ここまで、2025年6月に中川翔子さんのSwitch2騒動での虚偽発言により大炎上した編集者・箕輪厚介さんについて、その人物像、経歴、家族、過去の炎上、そして最大の注目点である文春セクハラ報道の真相とアムウェイ疑惑に至るまで、多角的に掘り下げてきました。
箕輪厚介さんとは一体何者だったのでしょうか。そして、彼の今後はどうなるのでしょうか。最後に、これまでの情報を整理し、彼という人物についてまとめてみましょう。
- 箕輪厚介氏のSwitch2騒動での嘘：中川翔子さんにSwitch2を譲ったと発言後、数時間で撤回し謝罪。売名や炎上商法を疑う声が多数上がりました。
- 箕輪厚介氏の学歴・経歴：芝中高から早稲田大学卒業。双葉社を経て幻冬舎で数々のベストセラーを手掛けたカリスマ編集者。一方で型破りな手法や言動も目立ちました。
- 箕輪厚介氏の結婚・妻・子供・馴れ初め：妻は三香さんとされる元CAでハーフの美人。インド旅行で出会い結婚。2人の息子がいるとされています。
- 箕輪厚介氏の過去の炎上：SNSでの過激発言や有名人の名前を使った悪ノリ投稿などで度々炎上。その言動は常に賛否両論を巻き起こしてきました。
- 箕輪厚介氏の文春セクハラ報道とLINE内容、その後の展開：2020年に女性ライターへのセクハラ疑惑と生々しいLINE内容が報じられ活動自粛。しかし2024年、告発者自身が「文春に洗脳され嘘の告発をした」と主張し記事が削除されるという異例の事態に発展。真相は依然として議論の的です。
- 箕輪厚介氏とアムウェイ疑惑：オンラインサロンの運営スタイルなどからアムウェイとの関連が噂されましたが、本人は否定しており、直接的な関与を示す証拠は見つかっていません。
コメント