トゥイスティーアマノザコ契約解除！炎上の理由はなぜ？何した？差別発言・セクハラ・前世Luluの謝罪まで詳細まとめ

2025年6月22日

2025年6月21日、大手VTuber事務所にじさんじENに所属していたトゥイスティーアマノザコさんの契約解除が発表され、国内外のファンに大きな衝撃が走りました。公式発表では「契約条件への直接的な違反」と「コミュニティで容認されない差別的発言」が理由とされていますが、その背景には複数の複雑な問題が絡み合っている模様です。一体、トゥイスティーアマノザコさんに何があったのでしょうか？

この記事では、トゥイスティーアマノザコさんの契約解除に至った経緯、炎上の原因となった差別発言や情報漏洩疑惑、そして同僚ライバーであるアスター・アルカディアさんからのセクハラ被害の訴え、さらに前世と噂される「Lulu」さんの存在と謝罪に至るまで、現在までに判明している情報を網羅的に整理し、徹底的に深掘りしていきます。

この記事を読むことで以下の点が明らかになります。

トゥイスティーアマノザコさん契約解除の公式な理由と、その裏に隠された可能性のある複数の要因とは何か？
炎上の核心となった「差別発言」の具体的な内容、そして「情報漏洩」とは何を指すのか？
アスター・アルカディアさんからの「セクハラ疑惑」とその経緯、トゥイスティーアマノザコさんは何を訴えていたのか？
トゥイスティーアマノザコさんの「前世」や「中の人」と噂されるLuluさんとは誰なのか、なぜ謝罪に至ったのか？
一連の出来事の時系列と、それぞれの問題がどのように関連しているのか？

複雑に絡み合ったこの問題を、一つ一つ丁寧に解き明かしていきます。

1. にじさんじ・トゥイスティーアマノザコの契約解除の理由はなぜ？炎上は何した？

トゥイスティーアマノザコさんの契約解除という衝撃的なニュースは、多くのファンにとって寝耳に水でした。ここでは、まず公式発表された契約解除の理由と、それに至るまでの炎上の経緯や複数の疑惑について、時系列を追って詳細に見ていきます。一体どのような問題が、今回の事態を引き起こしたのでしょうか。

1-1. 契約解除に至った公式発表の内容とは？何があった？

2025年6月21日、にじさんじENの公式X（旧Twitter）アカウントは、トゥイスティーアマノザコさんとの契約を同日付で解除したことを発表しました。この発表は英語で行われ、その主な内容は以下の通りです。

「当社は、Twisty Amanozakoとの契約を2025年6月21日付けで終了したことをお知らせします。Twisty AmanozakoのVTuber活動における契約条件への複数の違反、および私たちのコミュニティでは容認できない差別的な発言が確認されたため、この決定に至りました。」

この発表で注目すべき点は、契約解除の理由として「契約条件への複数の違反」と「容認できない差別的発言」という2点が挙げられていることです。特に「差別的発言」については、後述する音声データの流出と深く関わっていると考えられています。また、「複数の違反」という表現からは、一度ならず問題行動が繰り返された可能性も示唆されます。

トゥイスティーアマノザコさんは2024年5月にデビューしたVTuberユニット「Denauth（ディノース）」のメンバーとして活動しており、その期間は約1年1ヶ月という短いものでした。この突然の契約解除は、ユニットメンバーやファンにとっても大きな驚きと混乱をもたらしたことでしょう。にじさんじ公式は声明の最後で、「皆様の継続的なご支援に感謝するとともに、私たちは相互尊重、創造性、責任感に基づいたコミュニティの育成に引き続き尽力してまいります」と結んでいますが、具体的な違反内容や差別発言の詳細については触れられていません。

契約解除の発表とほぼ同時に、トゥイスティーアマノザコさんの公式YouTubeチャンネルのアーカイブは全て非公開となり、Xアカウントも非公開設定（鍵アカウント）にされました。さらに、にじさんじ公式サイトのタレント一覧からも彼女のプロフィールページは削除されており、事実上、彼女の活動の痕跡は運営の手によって消された形となります。これらの措置は、問題の重大性を示唆しているとも受け取れます。

1-2. 炎上の発端となった複数の疑惑と時系列まとめ

トゥイスティーアマノザコさんの契約解除は突然のように見えますが、その背景には2024年末からくすぶり続けていた複数の疑惑と、それに関連する炎上が存在しました。ここでは、主な出来事を時系列で整理し、問題の全体像を把握します。

時期	出来事	概要
2024年12月初旬	アスター・アルカディアさんのセクハラ疑惑浮上	海外のゴシップ系VTuberニュースチャンネルなどが、にじさんじEN所属の男性ライバー、アスター・アルカディアさんによる同僚女性ライバー（トゥイスティーアマノザコさん及びスカーレ・ヨナグニさんとされる）へのセクハラ行為があったとする疑惑を報じました。これはアスターさんにとって2度目のセクハラ疑惑とされています。
2024年12月頃	トゥイスティーアマノザコさんによるセクハラ被害相談と情報リーク	上記のセクハラ疑惑に関連し、トゥイスティーアマノザコさんが自身のリスナーとの個別通話（個通）で、アスターさんからのセクハラ被害や、運営が適切に対応してくれないといった不満を漏らしたとされます。この会話内容が何らかの形で外部にリークされ、海外の匿名掲示板Redditなどで拡散しました。これが「情報漏洩」疑惑の発端となります。
2024年12月9日	にじさんじEN公式が調査を発表	ANYCOLOR社（にじさんじ運営元）は、セクハラ疑惑と無許可の情報流出について第三者委員会による調査を行うと発表しました。この際、情報漏洩に関与した者への処罰も示唆するような内容が含まれていたため、被害を訴えた側が罰せられる可能性に対する懸念の声が上がりました。
2024年12月13日	トゥイスティーアマノザコさんが無期限活動休止を発表	トゥイスティーアマノザコさんは自身のXアカウントで、翌日に予定されていたユニット「Denauth」のコラボ配信をキャンセルし、無期限の活動休止に入ると発表しました。「I’ll also be taking an indefinite hiatus from streaming and tweeting. I love you spiritmates」というメッセージが投稿されました。ファンの間では、これは運営による「情報漏洩」に対する謹慎処分ではないかとの憶測が広がりました。
2024年12月22日	トゥイスティーアマノザコさんの個人アカウントとされる「Lulu」が意味深な投稿	トゥイスティーアマノザコさんの「中の人」または「前世」と噂される個人アカウント「Lulu」が、「exclusion is the right word, but the feeling of it makes me sad regardless（排除という言葉が正しいかはわからないけど、その感じがするだけで悲しくなるよ）」といった内容の投稿を行い、自身の状況に対する複雑な心境を吐露したと見られています。
2025年1月10日～11日	トゥイスティーアマノザコさん、誕生日配信を実施	無期限活動休止中にもかかわらず、自身の誕生日に合わせてカウントダウン配信と誕生日配信を行いました。しかし、スーパーチャット（投げ銭）機能は無効にされており、運営からのペナルティが継続していることを示唆していました。本人は配信中に謹慎を否定しましたが、多くのファンは額面通りには受け取れませんでした。
2025年6月中旬	タレントページ削除、SNS非公開化	契約解除発表に先立ち、トゥイスティーアマノザコさんのにじさんじ公式サイト上のタレントページが削除され、YouTubeチャンネルやXアカウントが非公開になる動きが確認されました。この時点で、契約解除はほぼ確実視されていました。
2025年6月頃	差別発言を含むDiscord音声データ流出	トゥイスティーアマノザコさんとされる人物が、友人とのDiscordでの会話で、特定のファンや人種に対する差別的な発言、運営や他のライバーへの不満などを口にしている音声データが流出しました。これが契約解除の直接的な引き金の一つになったと考えられています。
2025年6月21日	契約解除の公式発表	にじさんじENがトゥイスティーアマノザコさんとの契約解除を発表。「契約違反」と「差別的発言」が理由とされました。
2025年6月13日	個人アカウント「Lulu」がXで謝罪文を投稿	トゥイスティーアマノザコさんの「中の人」とされるLuluさんが、流出した音声の内容を認め、自身の不適切な発言について長文の謝罪文をXに投稿しました。

このように、契約解除に至るまでには、セクハラ疑惑、情報漏洩、運営との確執、そして決定打となった差別発言の流出といった複数の問題が複雑に絡み合っていたことがわかります。特に、セクハラ被害を訴えた側が情報漏洩を理由に活動休止に追い込まれたと見られる点は、ファンの間で大きな議論を呼びました。

2. トゥイスティーアマノザコ炎上の核心：ディスコード流出と衝撃の差別発言は何を言った？

トゥイスティーアマノザコさんの契約解除の直接的な原因の一つと名指しされた「コミュニティで容認されない差別的発言」。この発言は、主にDiscordでのプライベートな会話とされる音声データが流出したことによって白日の下に晒されました。ここでは、流出した音声の内容、特に問題視された差別発言の詳細、そして運営やリスナーに対する不満など、彼女が何を語っていたのかを具体的に見ていきます。この流出が、彼女のキャリアに致命的な一撃を与えたことは間違いありません。

2-1. 流出したディスコード音声で判明したトゥイスティーアマノザコの差別的な言葉とは？

2025年6月頃に流出し、大きな波紋を広げたのは、トゥイスティーアマノザコさんとされる女性が友人らとDiscord上で会話している様子の録音データでした。この音声は、元々はYouTubeなどで公開されていましたが、現在は削除されているものも多いようです。しかし、その内容は文字起こしや部分的なクリップとしてネット上に拡散し続けています。

音声の中で、トゥイスティーアマノザコさんとされる人物は、非常に攻撃的かつ不適切な言葉を多用しており、その内容は多岐にわたります。特に問題視されたのは、以下のような種類の差別的な発言です。

人種差別的発言： 特定の人種、特にインド系のファンに対して蔑称を用いたり、偏見に満ちたステレオタイプな表現をしたりする部分がありました。
トランスフォビア（トランスジェンダー嫌悪）的と受け取れる発言： にじさんじのトランスジェンダーのリスナーを揶揄するような発言や、自身の希望するモデル（ロリ系）が採用されない理由をトランスジェンダーコミュニティへの配慮のせいにするかのような発言が見られました。
その他、個人を侮辱する発言： 特定のファンを「変態」「クソ負け犬」などと罵倒する言葉も含まれていました。

これらの発言は、公の場での配信ではなく、プライベートな空間での会話であったとされています。しかし、その内容の過激さと差別性の高さから、流出後は瞬く間に炎上し、多くの批判が寄せられました。彼女の「中の人」とされるLuluさん自身も、後に公開した謝罪文の中で「私が口にした言葉は、憎悪に満ち、残酷で、極めて不適切でした。人種差別的であり、トランスフォビックであり、率直に言ってひどく意地悪なものでした」と、これらの発言が自身のものであると認めています。

2-2. インド人ファンへの具体的な差別発言内容とは何か？

流出音声の中で特に強い批判を浴びたのが、インド系のファン「エピック」とされる人物に対する一連の差別的発言です。会話の文脈からは、この「エピック」というファンが、トゥイスティーさんや彼女の友人のVTuberに対して熱心なアプローチをしていたことがうかがえますが、それに対する彼女の言葉は一線を越えていました。

具体的には、以下のような内容の発言が確認されています（表現は要約・一部抜粋）。

「私インド人と話すのはあんまりいい気がしないけど…」
「私エピックが嫌い、アイツの人種も嫌い。」
「アイツはペドフィリアで、インド人だから。」（根拠のない断定と人種を結びつける発言）
「もしアイツが私の握手会に来たら、私マジで自殺するよ。冗談じゃない。」
「アイツの褐色人種の悪臭はあちこちに広がるから、簡単に見つけられるよ。」
「カレーみたいな匂いがすると、あ、アイツかここにいるんだーって感じ。」
「エピックとベアのような人間はマジで死ぬべきだ。」

これらの発言は、特定の人種や個人に対する強い偏見と憎悪を示すものであり、人種差別そのものであると厳しく批判されました。「悪臭」や「カレーの匂い」といった表現は、特定の人種グループに対する典型的な差別的ステレオタイプです。また、「ペドフィリア」といった深刻な आरोपを人種と結びつけて発言している点も極めて問題視されました。たとえプライベートな会話であったとしても、このような思想を持っていたこと自体が、VTuberとしての適性を疑わせるには十分な内容でした。

2-3. 運営やリスナーへの不満も？トゥイスティーアマノザコは何を語った？

差別発言に加え、流出音声ではトゥイスティーアマノザコさんとされる人物が、所属するにじさんじの運営（ANYCOLOR）や自身のリスナー（ファン）に対する不満を露わにする場面も多数確認されました。これらの発言からは、彼女が活動に対して抱えていたストレスや、運営方針への反発、そしてファンとの関係性における葛藤が垣間見えます。

運営に対する不満：

モデルに関する不満： 彼女は「ロリのモデル」を強く希望していたものの、運営側がそれを許可しなかったことへの不満を述べています。「にじさんじはX（おそらくTwitterのこと）のクソトランスリスナー達を怒らせたくないからって、クソくだらない理由だ」「会社は大嘘つきだ。私騙された」「会社は絶対に私にロリのモデルを使わせてくれない。超ムカつく」といった発言があり、自身の希望が通らないことへの強い苛立ちを示しています。
収益に関する不満： 「会社にこんなお金をかけず醜いモデルを使わせて、私の所得を奪った」という発言もあり、運営が十分な投資をしてくれず、結果的に自身の収益にも影響が出ていると考えていたようです。

リスナーに対する不満：

金銭的支援の不足： 「私のリスナーはクソ馬鹿野郎だからだよ。私のコラボを気に入らなかったし、あと、全然お金をくれなかったし」と、ファンからの金銭的サポートが少ないことへの不満を述べています。ただし、続けて「まあ、私のリスナーのせいだけじゃないってわかってる、アイツラはほとんど未成年の子供だから」と、一部理解を示すような発言もしています。
コンテンツへの要求： Luluさんの謝罪文では「特定のコンテンツだけを要求し続ける人たちに向けたものでした」という記述があり、ファンからの特定の要求に疲弊していた可能性も示唆されます。

これらの不満は、VTuberとして活動する上で誰もが少なからず抱える可能性のあるものかもしれません。しかし、その表現方法があまりにも直接的で攻撃的であったため、ファンにとってはショックな内容となりました。特に、ファンを「クソ馬鹿野郎」と罵るような発言は、これまで応援してきた人々を深く傷つけるものでした。

2-4. ネット上の反応は？海外ファンの声や批判を解説

トゥイスティーアマノザコさんの一連の騒動、特に差別発言音声の流出と契約解除に対して、ネット上では様々な反応が見られました。にじさんじENは海外のファンも多いため、特に英語圏での議論が活発でした。

差別発言に対する批判：

流出した音声で明らかになった人種差別的、トランスフォビック的な発言に対しては、当然ながら厳しい批判が殺到しました。「許されるべきではない」「非常に不快だ」「VTuberとしての資格がない」といった意見が多数を占めました。特に、彼女自身が多様なバックグラウンドを持つファンに支えられていたであろうことを考えると、その裏切りは大きかったようです。多くのファンが失望を表明し、彼女のこれまでのイメージが覆されたと感じたことでしょう。

運営（ANYCOLOR）に対する批判：

一方で、運営であるANYCOLORの対応に対しても批判の声が上がりました。特に、トゥイスティーアマノザコさんがアスター・アルカディアさんからのセクハラ被害を訴えた後、情報漏洩を理由に活動休止処分を下したと見られる点について、「被害者を罰するのか」「タレントを守る気がないのか」といった批判が相次ぎました。また、問題が表面化してから契約解除に至るまでの対応の遅さや、情報開示の不透明さを指摘する声もありました。一部では、今回の契約解除は差別発言が直接の原因とされているものの、運営側がセクハラ問題を隠蔽するために彼女を切り捨てたのではないか、といった憶測も流れました。

アスター・アルカディアさんへの批判：

セクハラ疑惑の中心人物であるアスター・アルカディアさんに対しても、厳しい目が向けられました。過去にも同様の疑惑があったとされることから、「なぜ野放しにされているのか」「彼こそ処分されるべきではないか」といった意見が多く見られました。トゥイスティーアマノザコさんが契約解除された後も、アスターさんが活動を継続していることに対する不満も根強くあります。

擁護や同情の声は限定的：

トゥイスティーアマノザコさんに対する擁護や同情の声は、差別発言の内容があまりにも深刻であったため、限定的でした。Luluさんの謝罪文に対しては、「反省しているのならチャンスを与えるべき」という意見も少数ながらありましたが、「謝罪したからといって許される問題ではない」という厳しい意見が大勢を占めました。一部では、彼女がまだ若く、精神的に追い詰められていた可能性を指摘する声もありましたが、発言内容の重大さがそれを上回った形です。

このように、ネット上ではトゥイスティーアマノザコさん本人だけでなく、運営や関連ライバーに対しても様々な意見や批判が飛び交い、大きな騒動へと発展しました。この事件は、VTuber業界におけるタレントの倫理観や運営の対応、そしてファンコミュニティのあり方について、改めて多くの課題を投げかけたと言えるでしょう。

3. トゥイスティーアマノザコの情報漏洩とは何をした？アスターからのセクハラ被害を訴え

トゥイスティーアマノザコさんの契約解除に至る過程で、初期から問題視されていたのが「情報漏洩」の疑惑です。これは、彼女が同僚ライバーであるアスター・アルカディアさんからのセクハラ被害を外部に相談した行為を指しているとされています。被害を訴えたにもかかわらず、なぜそれが情報漏洩とされ、活動休止という処分に繋がったのか。ここでは、この情報漏洩疑惑の真相と、背景にあるセクハラ問題、そして運営の対応について詳しく見ていきます。

3-1. 情報漏洩とされた行動の真相は？いつ、何があったのか？

「情報漏洩」とされた行動の核心は、2024年12月頃にトゥイスティーアマノザコさんが、にじさんじENの同僚であるアスター・アルカディアさんからセクハラ行為を受けたとされる件について、社内ではなく外部の第三者、具体的には自身のリスナーや海外のVTuberニュースを扱うYouTuberなどに相談し、その内容が公になったことを指すと考えられています。

ネット上の情報やネット上の議論を総合すると、経緯は以下のようであったと推測されます。

セクハラ被害の発生（時期不明確だが2024年後半か）： トゥイスティーアマノザコさんがアスター・アルカディアさんから何らかのセクハラ行為を受けたとされる。同様にスカーレ・ヨナグニさんも被害に遭ったとの情報もある。
社内での対応への不満（推測）： トゥイスティーアマノザコさんは、このセクハラ被害について運営（ANYCOLOR）に相談したものの、十分な対応が得られなかった、あるいは取り合ってもらえなかった可能性があります。流出音声の中でも運営への不満を述べていたことから、社内の問題解決プロセスに不信感を持っていたのかもしれません。
外部への相談と情報リーク（2024年12月頃）： 追い詰められた、あるいは義憤に駆られたトゥイスティーアマノザコさんが、信頼できるリスナーとの個別通話や、影響力のある外部の人物にこの件を相談。その際、具体的な状況や証拠となる可能性のあるログ（チャット履歴など）を提示したとされています。この相談内容が、何らかの形で外部に漏洩し、海外の匿名掲示板Redditやゴシップ系ニュースチャンネルなどで拡散されました。

この一連の動きに対し、ANYCOLOR社は2024年12月9日に「セクハラ疑惑と無許可の情報流出について第三者委員会による調査を行う」と発表。この時点で、運営側はトゥイスティーアマノザコさんの行動を「無許可の情報流出」、つまり「情報漏洩」と捉えていたことがうかがえます。そして、その直後の12月13日、トゥイスティーアマノザコさんは無期限の活動休止を発表。これは事実上の謹慎処分であったと多くのファンに受け止められました。

被害を訴えるための行動が、結果として「情報漏洩」という形で自身に不利益をもたらしたこの状況は、多くの議論を呼びました。

3-2. アスター・アルカディアからのセクハラ疑惑とは？トゥイスティーは何をされた？

トゥイスティーアマノザコさんが訴えたセクハラ疑惑の中心人物とされているのが、同じくにじさんじEN所属のVTuber、アスター・アルカディアさんです。彼は2022年7月に「ILUNA」のメンバーとしてデビューした男性ライバーで、天人を名乗るキャラクター設定とゲーム配信などで人気を博しています。

アスター・アルカディアさんに関するセクハラ疑惑は、今回が初めてではないとされています。彼にセクハラ疑惑が持ち上がったのはこれで2回目であり、前回は別の女性タレントに対するものだったと示唆されています。この過去の疑惑の詳細は不明ですが、今回のトゥイスティーアマノザコさんの件と合わせて、彼の行動に対する疑念が深まる要因となりました。

トゥイスティーアマノザコさんが具体的にアスター・アルカディアさんからどのようなセクハラ行為を受けたと主張しているのか、その詳細な内容は公にはなっていません。リークされた情報やネット上の噂では、「アスターがアマノザコやスカーレ・ヨナグニにセクハラしていて会社は対応してくれない」といった断片的な情報が流れている程度です。セクハラの内容が言葉によるものだったのか、あるいは不適切な接触や要求があったのかなど、具体的な行為については不明な点が多いのが現状です。これは、被害を訴えたトゥイスティーさん自身が活動休止となり、その後契約解除に至ったため、彼女の口から詳細が語られる機会が失われたことも影響しています。

アスター・アルカディアさん自身は、これらの疑惑に対して公式なコメントを出していません（2025年6月22日現在）。運営であるANYCOLORも、調査を行うとは発表したものの、その後の進捗や結果については公表しておらず、真相は依然として藪の中です。この不透明さが、ファンやウォッチャーの憶測を呼び、不信感を増幅させる一因となっています。

3-3. セクハラ被害相談がなぜ活動休止処分に？運営の対応は正当だったのか？

セクハラ被害を訴えるための相談が、なぜ「情報漏洩」として扱われ、結果的にトゥイスティーアマノザコさんの活動休止、ひいては契約解除の一因となったのか。この点については、運営であるANYCOLORの対応の是非を含め、多くの議論が巻き起こりました。特に、日本の法律（内部通報者保護法や男女雇用機会均等法）との整合性を問う声も上がっています。

運営側の論理（推測）：

ANYCOLOR社がトゥイスティーアマノザコさんの行動を問題視したのは、社内の正式なルートや手続きを経ずに、機密情報を含む可能性のある内容（社内での出来事や他のライバーに関する情報）を外部に漏らした点にあると考えられます。企業としては、たとえそれが被害の訴えであったとしても、情報管理の観点から問題行動と判断した可能性があります。契約書には通常、守秘義務に関する条項が含まれており、これに違反したと解釈されたのかもしれません。

法的観点からの疑問：

しかし、この運営の対応には法的な観点から疑問が呈されています。法的考察によれば、セクハラ被害のような公益に関わる内容を、社内で適切な対応がなされない場合に外部機関やメディアなどに通報・相談する行為は、日本の「公益通報者保護法」によって保護される可能性があります。この法律は、正当な通報を行った労働者が解雇や不利益な扱いを受けることを禁じています。また、「男女雇用機会均等法」においても、セクシャルハラスメントの相談などを理由とした不利益な取り扱いを禁止しています。

トゥイスティーアマノザコさんのケースがこれらの法律の保護対象となるかは、具体的な状況（社内での相談の有無やその対応、外部への相談の態様など）によりますが、被害を訴えた結果として活動休止という処分が下されたとすれば、これらの法律の趣旨に反する可能性が指摘されています。「情報漏洩」という名目で処分が下されたとしても、その実態がセクハラ被害の告発に対する報復であったと見なされれば、法的に問題視される余地があります。

実際に、元にじさんじENライバーで金子鏡さんの転生先とされるQuinn Benetさんが、一連の騒動の中で「セクハラがあった」ことを認めるような発言をした後、それを削除し謝罪するという出来事もありました。これは、運営側からの何らかの圧力があった可能性を邪推させ、タレントが自由に発言できない状況があるのではないかという憶測を呼びました。

結論として、トゥイスティーアマノザコさんがセクハラ被害の相談をしたことが活動休止処分につながったとすれば、その正当性には大きな疑問符がつきます。運営側が「情報漏洩」を理由に処分を下したとしても、その背景にあるハラスメント問題への対応や、通報者保護の観点がないがしろにされていたとすれば、企業倫理や法令遵守の観点からも批判は免れないでしょう。ANYCOLORは第三者委員会による調査を行うと発表しましたが、その結果や具体的な対応策が公表されない限り、この問題に対する疑念は晴れないままです。

4. トゥイスティーアマノザコの前世は誰？中の人は特定されたLuluさんなのか？

VTuberの契約解除や炎上騒動において、しばしば注目されるのが「前世」や「中の人」に関する情報です。トゥイスティーアマノザコさんの場合も例外ではなく、彼女の活動の裏側や、今回の騒動におけるもう一つの側面を理解する上で、この「前世」とされる人物の存在が重要な鍵を握っています。ここでは、トゥイスティーアマノザコさんの前世と噂される個人勢VTuber「Lulu」さんについて、その特定情報や、Luluさんが行った謝罪の内容、そしてそれが一連の出来事にどう関わっているのかを掘り下げます。

4-1. トゥイスティーアマノザコの前世（中の人）は個人勢VTuber「Lulu」で特定？その根拠は？

トゥイスティーアマノザコさんの「前世」または「中の人」として特定されているのは、個人で活動していたVTuberの「Lulu」（または「51U1_4_2UN」、「DELULU♡DELIRIA」といった名義も使用）さんとされています。この特定情報は、複数の根拠に基づいてファンの間で有力視され、ほぼ確定的と見なされています。

特定に至った主な根拠としては、以下のような点が挙げられます。

声や話し方の類似性： トゥイスティーアマノザコさんの配信での声や話し方、口癖などが、Luluさんの過去の配信と酷似しているという指摘が多くありました。VTuberの前世特定において、声は最も重要な手がかりの一つです。
活動時期の関連性： Luluさんが個人としての活動を縮小したり、アカウントを非公開にしたりするタイミングと、トゥイスティーアマノザコさんとしての活動開始や、にじさんじENでの動きが関連している可能性が指摘されていました。
Luluさん自身による示唆的な投稿： LuluさんのXアカウントとされる場所で、トゥイスティーアマノザコさんが活動休止中や契約解除後に、自身の状況を吐露するかのような投稿が複数見られました。これらの投稿内容が、トゥイスティーアマノザコさんの置かれた状況と符合することから、同一人物であるとの見方が強まりました。
決定打となった謝罪文の投稿： 後述しますが、今回の契約解除と差別発言の流出騒動を受け、Luluさんが自身のXアカウントで長文の謝罪文を投稿しました。この謝罪文の中で、流出した差別発言が自身のものであると明確に認めており、これがトゥイスティーアマノザコさんとLuluさんが同一人物であることの決定的な証拠となりました。

Luluさんは、トゥイスティーアマノザコさんとしてデビューする以前から、個人勢VTuberとして英語圏で活動しており、一定のファンがいたようです。彼女の活動内容やキャラクター性については詳細な情報は限られていますが、今回の騒動を通じてその存在が広く知られることとなりました。

4-2. LuluさんがXで謝罪した内容は？炎上と契約解除にどう関係している？

2025年6月21日のトゥイスティーアマノザコさん契約解除発表と、それに前後して流出した差別発言音声に対し、Luluさんとされる人物は自身のXアカウント（@51U1_4_2UN）で長文の謝罪文を英語で投稿しました。この謝罪文は、今回の騒動の核心に触れるものであり、彼女自身の言葉で反省の弁が述べられています。

謝罪文の主な内容は以下の通りです。

流出音声の事実承認と謝罪： 約1年前に録音された自身の音声が流出したことを認め、「私が口にした言葉は、憎悪に満ち、残酷で、極めて不適切でした。人種差別的であり、トランスフォビックであり、率直に言ってひどく意地悪なものでした」と全面的に自身の非を認め、深く謝罪しています。
発言の背景： 「その会話は、大切な人が受けていた扱いに対する守りたい気持ちと苛立ちから生まれたものでした」と、発言の背景に近しい人物が不当な扱いを受けていたことへの怒りがあったことを示唆しています。しかし、「だからといって私が使った言葉が許されるわけではありません」と、それを言い訳にはしていません。
過去の認識の甘さと成長： 過去は言葉の重みを理解しておらず、「話せるなら何でも言えばいい」と考えていたが、最近になって周囲の人々の助けもあり、言葉が持つ力や他者を傷つける可能性を理解するようになったと述べています。そして、「成長とは、学んだことを『学び直す』こと」「今後は必ず良い方向へ変わるつもりです」と、反省と成長への意欲を示しています。
アメリカ社会での経験と価値観の変化： アメリカに住む中で社会的な不正義を目の当たりにし、また自身の家庭環境（母親との価値観の違いによる対立など）を通じて、これまでの考え方を見つめ直し、有害な思想から距離を置くようになったと語っています。
ファンへの誤解の釈明： 流出音声の中でファンを罵倒するような発言があったことに対し、「ファンを嫌っているわけではありません。あの発言は燃え尽きと苛立ちの瞬間に出たもので、私を一個人として尊重せず特定のコンテンツだけを要求し続ける人たちに向けたものでした」と釈明し、傷つけた全ての人に謝罪しています。
アーティストへの敬意： 運営から提供されたモデルに対する不満を述べていたことに関し、「アーティストの皆さんに敬意と憧れしか持っていません。誰かの作品を貶めるつもりは決してありませんでした」と述べ、自身の発言がアートそのものを否定する意図ではなかったことを強調しています。

この謝罪文は、トゥイスティーアマノザコさんの契約解除と炎上騒動において非常に重要な意味を持ちます。第一に、流出した差別発言が本人のものであることを公式に認めた点。第二に、その発言に至った背景や、現在の反省、今後の姿勢を示した点です。これにより、トゥイスティーアマノザコ＝Luluという図式が確定し、彼女の契約解除理由である「差別的発言」の具体的な内容とその責任の所在が明確になりました。

しかし、この謝罪が全てのファンに受け入れられたわけではありません。発言内容の深刻さから、「謝罪では済まされない」という厳しい意見も多く、彼女の今後の活動については不透明な状況です。ただ、自身の過ちを認め、公に謝罪したという事実は、問題解決への第一歩として評価する声も一部にはありました。

4-3. トゥイスティーアマノザコのプロフィールと活動の軌跡

トゥイスティーアマノザコさんは、にじさんじENのVTuberとして、約1年1ヶ月という短い期間ではありましたが、多くのファンに愛され、様々な活動を展開していました。彼女のプロフィールと主な活動の軌跡を振り返ります。

プロフィール：

名前： トゥイスティーアマノザコ (Twisty Amanozako)
デビュー日： 2024年5月（にじさんじEN第10期メンバー、ユニット「Denauth」所属）
誕生日： 1月10日
身長： 当初152cmとされたが、後に145.5cmに訂正（屋敷の幽霊の悪戯で正しく測れていなかったという設定）
言語： 英語、猫語（本人談）、日本語（少し）、中国語（少し）
職業： お嬢様（巷で噂の幽霊屋敷に住む設定）
ファンネーム： Spiritmates
キャラクターデザイン： ひつじ/おしぷさん (@sheep_mixture)
主な活動場所： YouTube, X (旧Twitter), Twitch
好み： キュートでふわふわなもの、ぺったんこロリ、ファッション人形、ホラー（特に猟奇系）、カレー（特に日本のカレー）、ゴシックロリータ、うさぎモチーフのアクセサリー、厚底靴など。にじさんじの先輩では、でびでび・でびるさん、えま★おうがすとさん、Maria Marionetteさん、天宮こころさんを尊敬。
苦手なもの： 蜘蛛、掃除、ノベルゲーム、日常系アニメ、調味料、入浴。

活動の軌跡：

2024年5月25日： デビュー。ユニット「Denauth」のメンバー、Klara Charmwoodさん、Ryoma Barrenwortさんと共にデビュー初配信リレーを実施。オリジナル曲「Sugary, Spooky」を公開。
2024年6月～： ゲーム配信（ホラーゲーム、League of Legends、Minecraftなど）、ASMR配信、雑談配信、Denauthメンバーとのコラボ配信を精力的に行う。
2024年6月29日： Denauthデビュー1ヶ月記念配信。カバー曲「ロメオ」を公開。
2024年10月12日： Klara Charmwoodさんと共に『Anime Impulse Bay Area 2024 x Nijisanji EN』に出演。
2024年11月25日、27日： Denauthハーフアニバーサリー記念配信。
2024年12月13日： 無期限活動休止を発表。
2025年1月10日～11日： 誕生日記念配信を実施（活動休止中）。多くのライバーが参加。
2025年2月21日～23日： 『にじさんじフェス2025』に参加（動画やメッセージでの参加か）。
2025年5月24日： Denauthの1周年記念コラボ配信。この配信でトゥイスティーアマノザコさんの新衣装が公開されました。これが活動再開の兆しと期待されましたが、結果的にはこれが最後の大きな活動となりました。
2025年6月21日： 契約解除。

トゥイスティーアマノザコさんは、その可愛らしい見た目と、時折見せる毒舌やお嬢様らしからぬ言動のギャップで人気を集めていました。特にホラーゲーム配信では、あまり怖がらない冷静なプレイスタイルが特徴的でした。Denauthのメンバーとも良好な関係を築いているように見え、ユニットとしての活動も期待されていました。しかし、水面下では様々な問題が進行しており、新衣装公開からわずか1ヶ月足らずでの契約解除という悲しい結末を迎えることになりました。

5. まとめ：トゥイスティーアマノザコ契約解除問題の経緯と今後の注目点

にじさんじEN所属VTuber、トゥイスティーアマノザコさんの契約解除は、差別発言、情報漏洩、セクハラ疑惑、そして前世とされる人物の謝罪といった複数の要素が複雑に絡み合った結果でした。一連の出来事は、VTuber業界の華やかな面の裏に潜む課題や、タレントと運営の関係性、そしてネット社会における情報拡散の危うさを改めて浮き彫りにしました。

これまでの情報をまとめると、以下のようになります。

契約解除の公式理由： 2025年6月21日、にじさんじENはトゥイスティーアマノザコさんとの契約解除を発表。理由は「契約条件への複数の違反」と「コミュニティで容認されない差別的発言」。
炎上の発端と経緯：
- 2024年12月頃、同僚アスター・アルカディアさんからのセクハラ被害を訴え、その内容を外部に相談したことが「情報漏洩」とされ、活動休止に。
- 2025年6月頃、トゥイスティーアマノザコさんとされる人物の差別的発言（人種差別、トランスフォビア等）を含むDiscord音声が流出。
差別発言の内容： 流出音声では、特定のファン（特にインド系）や人種に対する蔑称や偏見に満ちた発言、運営や他のリスナーへの不満などが確認されました。
情報漏洩とセクハラ疑惑： アスター・アルカディアさんからのセクハラ被害を外部に相談した行為が情報漏洩と判断された可能性。運営の対応については、被害者保護の観点から疑問の声も。アスターさんのセクハラ疑惑の真相は未だ不明。
前世「Lulu」さんの特定と謝罪： トゥイスティーアマノザコさんの前世（中の人）は個人勢VTuber「Lulu」さんと特定。Luluさんは流出した差別発言が自身のものであると認め、Xで長文の謝罪を掲載しました。

今後の注目点：

ANYCOLOR（運営）の今後の対応：
- アスター・アルカディアさんのセクハラ疑惑に関する調査結果の公表はあるのか。
- 同様の問題を防ぐための再発防止策は講じられるのか。
- タレントのメンタルヘルスケアや、社内ハラスメント相談窓口の機能性向上などが求められます。
Lulu（トゥイスティーアマノザコさんの前世）さんの今後の活動：
- 謝罪後、個人として活動を再開するのか、あるいは引退するのか。
- 仮に活動を再開する場合、どのような形で信頼回復に努めるのか注目されます。
VTuber業界全体への影響：
- タレントのプライベートな発言の管理や、情報リテラシー教育の重要性が再認識されるでしょう。
- 企業によるタレント管理体制や、ハラスメント対策のあり方が改めて問われる可能性があります。
- ファンコミュニティにおける健全な応援の仕方や、情報の受け止め方についても考えるきっかけとなるかもしれません。